さんまと紳助、中居とキムタク

さんまの番組で、さんまが紳助の話題を出したとき、ほかの出演者が「え、いいの?」と言った。
するとさんまは「シンスケは放送禁止用語ちゃうからね」と言った。

紳助のさんまへのリスペクトは有名だが、さんまも相当紳助をリスペクトしている。

お笑いのトップ2は、このように心と心で通じ合っている。

一方、アイドルのトップ2はこうはいかない。

中居はいつもキムタクコンプレックスを抱えていた。

キムタクはいつも中居を無視し続けていた。

結局はSMAP解散という大惨事を引き起こした。

ジャニーズタレントはいつもそうだ。

郷ひろみも結局はおバカタレントになり下がった。

俊ちゃんは際物だし、光GENJIの諸星も「あの人はいま」状態。

アイドルの頂点を極めるのに、その後の劣化ぶりを悲惨極まりない。

なぜ、さんまと紳助はライバルなのに心の友になることができて、なぜ中居とキムタクはともに煌びやかなステージを築き上げたのに仲違いをしなければならないのだろうか。

私の1つの答えは、自分でのし上がったかどうかの違いである。

吉本興業は、劇場をつくったり学校をつくったりして、芸人たちに機会は与えるが、決して世話はしない。

吉本では、芸人が少しぐらい名が売れても、専属のマネージャーはつかない。1人のマネージャーが、数人の芸人を、ときには10人以上の芸人をかけ持つ。

よって、マネージャーが芸人をテレビ局に売り込むことはなく、芸人たちは自分でディレクターやプロデューサーにアプローチをして枠を勝ち取る。

一方のジャニーズは、SMAPを育て上げた飯島マネージャーが典型だが、まずは事務所がテレビ局の枠取りをする。

枠を確保した後で、ジャニーさんたちが「どの枠に誰をはめ込むか」を決める。

だからジャニーズのアイドルたちは、ディレクターやプロデューサーやテレビ局を見ずに、ジャニーさんのほうしか見ない。

芸能界という荒野に放たれたさんまや紳助は、ときに相手の邪魔をすることはあっても、荒野の掟に従って、相手に致命傷を負わすことまではしない。

また2人が同時に苦境に立たされれば、頼れるのは相手だけだ。ここに友情が生まれる機会がある。

中居もキムタクも、一見すると芸能界の荒波に飲まれているが、いつもシェルターが用意されていた。そのシェルターに入れば、シャワーを浴びることもできるし、マッサージを受けることもできる。

つまり中居やキムタクが芸能界にピンチになったら、頼るのはお互いではなく、シェルターである。
そのため、中居はキムタクに恩を感じないし、キムタクも同様である。これでは友情は芽生えない。

さんま・紳助と中居・キムタクで、どちらが幸せかは考えるまでもない。

吉本という人を鍛えるシステムと、ジャニーズという人の心をむしばむ麻薬。

中居がダウンタウン松本に懐き、キムタクがさんまに懐くのはそうしたわけだろう。

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by cwhihyou | 2018-01-24 21:31 | Comments(0)