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旧welqは、まとめサイトの新興勢力だった。

一方のヤフーニュースは、まとめサイトの王者である。

そのヤフーニュースに、旧welqとwelqライターを小バカにする記事が掲載されていた。

この記事の初出は「Wedge」というサイトらしいが、その記事が丸々ヤフーニュースに掲載されていたのである。

その一部をmoreに転記したの参照願いたい。

私は、この記事のライターも「旧welqがひっかかった罠」にひっかかっていると感じている。

取材しない、内容薄い、大きな傘の下にいる、それでいて大きなことを言う――旧welqと同じだ。

ヤフーニュースに配信を依頼している時点で、アクセスカウント稼ぎを狙っている――ビジネスモデルまで旧welqと同じである。

しかしこのライターと旧welqは、決定的に違うところがある。

このライターは、「welqライターはスキルがない」と唾を吐きかける。

一方旧welqは、「welqライターはスキルがない」と知りつつ書かせてギャラを支払っていた。

私は、文章スキルがない人にマニュアルを渡してそこそこ書かせてネット配信してギャラを支払うことは、悪いこととは思わない。

なぜなら、旧welqが行っていたことは、おカネを取る文章作りのトレーニングといえないこともないからである。

また、硬派記事の代表格である医療記事、病気記事を、軟派調に「翻訳」することは、むしろ良いことだと思っている。

そして医療記事において、取材をしないと正しい文章が書けないということもない。

政治や汚職の記事なら取材は絶対に必要だが。

というのも、医療分野には、星の数ほどの論文が存在するからだ。

学会が定めた治療ガイドラインも文章化されている。

こうした論文やガイドラインを、中学生が分かるレベルの文章に「翻訳」するライターがいたとしたら、たとえそのライターが論文執筆者に取材していなくても、国民の健康増進に貢献すると考える。

私は旧welqの手法は、そうした高度な仕事に高めることができると思っている。

旧welqの成功体験を、検証することなく葬り去ってしまうことは、賛同しかねる。






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# by cwhihyou | 2016-12-03 09:11

駄文を弄している身としては、このようなニュースに接するとドキリとする。

ちゃんと書かねばと思うのである。





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# by cwhihyou | 2016-12-03 08:10

失敗や逸脱や、

批判や非難や、

励ましや元気づけや、

そうやってネットビジネス広げようよ。

俺、今週の火曜日に、すき屋(ブラック企業)に行ったよ。

朝食にマック(ブラック企業)楽しみだよ。

電通(ブラック企業)の広告、見ない日はないよ。

たたかれて
いたいとないて
ふゆのかぜ

叩かれて
痛いと泣いて
冬の風

寛容あっての批判かな。





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追記

にっぽんじん
はたらいてこその
せかいさんい

日本人
働いてこその
世界3位




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# by cwhihyou | 2016-12-02 21:13

DeNA、いまこそ踏ん張りどきだぞ。

●●●以下、コピペ●●●

「MERY」は本当に問題なし? 9割以上の記事が消え、広告代理店やライターも困惑
BuzzFeed Japan 2016/12/2(金) 18:28配信

多くの記事が削除されている「MERY」
DeNAの健康情報サイト「WELQ」が、他メディアの盗用や誤情報を発信し、サイトを非表示にした問題で、同社が唯一運営を続けると発表した女性向け情報サイト「MERY」でも9割を超える記事を削除したことがわかった。混乱する関係者らに取材した。

【BuzzFeed Japan / 伊藤大地、徳重辰典】

食べ物が喉を通らない 衰弱した子どもたちは助けを求めている。
12月2日現在、BuzzFeed NewsがWebArchiveで調べたところ、MERYの全記事の91.3%が削除されている。

守安代表取締役社長兼CEOは11月27日にこの問題について謝罪し、関連するキュレーションサイト9つを非表示とする対応を取った。その中でただ1つ、非公開にしなかったのが「MERY」だ。

守安社長は、TechCrunchのインタビューに答え、その理由についてこう語っている。

「MERYに関しては組織が違うこともあり、運営ポリシー、記事の作り方も我々とは異なります。代表の中川(ペロリ代表取締役の中川綾太郎氏)にも問題がないことを確認しており、基本的には非公開措置はとらず、現状の運営方法でやっていってもらえればと思っています」

そのMERYから次々と記事が削除されており、業界から驚きと非難の声が上がっている。

カテゴリー別で最も記事投稿が多かった「ファッション」に関しては、11月27日時点で4万4248件あった記事が12月2日現在、8483件と80.8%が削除された。健康にも関わる「美容」に至っては、8769件から483件と94.4%が非表示になっている。

「問題がないことを確認」「現場の運営方法で」という守安社長の発言とは食い違う、記事の9割が削除されているという事実。

MERYへ広告を出稿している関係者にも、混乱は広がっている。
「記事を9割消して、『今まで通り』は無理がありますよ」

大手広告代理店デジタル担当のAさんによると、28日にDeNAからWELQへの出稿についてキャンセル、返金の手続きに関する連絡が届いた。

「掲載済みの広告については前日までの日割りで請求」「今後掲載予定の案件はキャンセル対応する」「今後の広告販売再開のめどは立っていない」といった内容だ。

「WELQと同じように、非公開になった(iemoなど)9つのサイトも順次協議が進むでしょう」とAさんは話す。

だが、MERYについての連絡はなかったという。

BuzzFeed Newsが2日の日中に取材をした段階では、DeNAの発表通り、「問題はなく、これまで通り」という認識であり、9割削除の事実を伝えると驚きをあらわにしていた。

「今でさえ、クライアントへの事情説明もありますし、マジかよ、という感じです。メディア担当には各営業から問い合わせも来てますし、バタついています。その上、記事を9割消して、『今まで通り』は無理がありますよ」と話す。



連絡なく、記事削除
記事を投稿したライターも、突然の削除に驚きを隠せない。BuzzFeed Newsは、MERYに記事を執筆していた人たちにも話を聞いた。

記事を執筆していたBさんには、事前連絡は一切なかったという。

ファッションに関心のあったBさんは、半年前にMERYに投稿を始めた。これまで公開した記事は3~4本。下書きを含めて10本を書いていた。

キュレーションメディアでは、写真やテキストの無断転載がたびたび問題になる。それを知っていたBさんは、一人一人、Twitterで許可を取った上で記事に使っていた。

「私の記事は許可を得ていたのに消されて、他の方の許可を得ていない記事は残っていました。ショックです」とBuzzFeed Newsの取材にその心境を明かす。

クラウドソーシングで大量発注し、記事の書き方も細かくDeNAが指定していたWELQのケースとは異なり、Bさんには金銭の支払いや編集部からのテーマ指定はなかった。
「パクリメディアの印象は払拭できない」

カメラマンのつるたまさん(@tsuru1981)は2015年10月に自身のサイトに、女性モデルを撮影した画像を掲載。それから1~2週間後、画像がMERYのページに無断で使用されているのに気付いた。

「不快だけでなくショックでした。モデルさんと衣装などを考えて撮影した写真が、いともたやすくパクられていた。確認していただければOKを出すのに、そのひと手間もなしで勝手に使うのはよくない」

訴えても勝てないと思い、削除依頼は出さなかった。

今回のDeNAのサイト非公開の方針の中で、MERYだけ除外されていることも理解できないという。

「MERYは大丈夫という判断であれば、MERY以上のガイドラインに他のサイトはならない。パクリメディアの印象は払拭できないと思います」

今後については「どのメディアよりも写真の使用確認の連絡など規律を厳しくし、オリジナルコンテンツの作成に力を入れるなど、誰が見ても信頼できるメディアに成長してほしいと思います」と語った。

(続きも是非読んでほしい。moreへ)








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# by cwhihyou | 2016-12-02 21:04

DeNAほどの会社であれば、敗戦処理と同時に、「新生welq」の構想を練っているのではないだろうか。

そこで、元welqライターだからこそ気が付いたことをベースにして、「こうすれば日本一の医療サイトになれる」を提案したい。

私が提案したいのは日経メディカル」と日経Gooday」と「医療介護CBnews」を超えることである。

この3サイトは、多額のカネを投下して、優秀な人材を集めている。

他の医療サイトとは別格の地位を確立している。

申し訳ないが、旧welqと比べると、絵本と週刊文春くらいの差がある。

もちろん絵本が子供向けであればなんら問題はなかったのだが、旧welqは絵本で週刊誌バトルに挑んでいたようなものだ。

3サイトの中でもCBnewsは、厚労省の発表モノも丁寧に記事化している。

私も、厚労省の資料から一般の人が関心を持ちそうなネタだけをピックアップして読み物に仕立てた経験があるが、これはクライアントにとても喜ばれた。

なにせ、厚労省資料といえば「オーソライズ中のオーソライズ」「エビデンスの塊」である。

これがネタ元になっている楽しい読み物は、新生welqの目玉商品になるだろう。

つまり、3サイトをはるかに凌駕するものを作れば、「日本一の医療サイト」どころか「日本一のサイト」になれる可能性がある。

そのためにDeNAがしなければならないことは、地方国立大学医学部と私立大学医学部との提携である。

旧7帝大医学部や慶応大学医学部など、硬派で鳴らしているところは除外して、マスコミ露出に積極的な、旭川医科大学、昭和大学医学部、帝京大学医学部あたりと業務提携協定を結ぶのである。

こうなると話が大きくなる――というより話を大きくしていかなければならないだが、新生welqの記事の監修業務はメインではなくなる。サブに落ちる。

つまり、DeNA側は大学医学部にネット力、エンタメ力を提供し、大学医学部側はDeNAにお墨付きを与えるのである。

繰り返すが、新生welq記事の監修を、医学部の教授や准教授たちにやらせてはならない。

医学部生をバイトに使うか、もしくは、フリーライターに厳格な試験を課し登録制にすればよい。

具体的には医学部教授やそれに準じた専門家がフリーライターの力量を測る。

これを「welqメディカルライター制度」にする。

welqメディカルライターの活躍の場所は、なにも新生welqサイトに限定する必要はない。
大学病院のホームページの記事をリライトしてあげたらよいだろう。

そうすれば、だらだらと専門用語が並ぶ無機質な大学病院ホームページが見違える。

これが軌道に乗れば、DeNAは医療サイト制作をビジネス展開できる。

つまり私がDeNAに期待したいのは、「医療サイトビジネスの仕切り直し」などというという小さなことではなく、「医療ビジネスへの殴り込み」である。

読みやすい医療記事を求めているのは、大学病院だけではない。

製薬メーカーもCT機器メーカーもクリニック院長も、喉から手が出るほど欲している。

なんなら、日経メディカルにだって記事を売ることができる。

ぜひとも、医療界のヤフーニュースになることを目指してほしい。

それを可能にするのは、まずは地方大学と私立大学の医学部の囲い込みである。

これはそれほど困難なことではない。

寄付講座を提案すればよいのである。

大学教授に丁寧なアプローチをかければ、のってくれる人は出てくるはずだ。

DeNAは球団を持っているのだから、スポーツ医学や整形外科分野の教授なら、「welqイメージ」を度外視して協力してくれるだろう。

また、DeNAには、「医療のIoT化」ビジネスにも参入してほしい。

現在のIoTビジネスは、パナソニックやトヨタなど、モノづくり企業が中心になっている。

私は、ネット企業がIoTビジネスに参画しないことの方に違和感を持つ。

しかも医療現場は「IoT化」どころか「IT化」も遅れている。

ビジネスチャンスどころか、宝の山なのである。

厚生労働省も、バックに大学医学部が付いていれば、DeNAの医療IoTビジネスを承認しやすいはずだ。


さて縷々述べてきたが、当然のことながら、旧welq側も既に改善案を示していて、内容は次の通りである。

①医師が記事を監修し、監修が完了した記事については、医師の氏名や顔写真、もしくは監修した病院・クリニック名を記事中に表記する

②①の専門家による監修とは別に、社内に記事内容パトロールチームを組成し、記事内容が適切であるか否かを確認する


しかし①については、すでに株式会社リッチメディアが運営する「ヘルスケア大学」が行っているので、まったく新味がない。

皮肉にも、私が旧welqで原稿を書いていたころ、旧welq編集長から「ヘルスケア大学はレベルが低いので参考にしてはならない」と指示されていた。

なので、そのヘルスケア大学を模倣するだけでは、日本一にはなれない。

ちなみにこの「日本一を目指そう」という標語は、当時の旧welq編集長が旧welqライター達に発した言葉である。

日本一の記事は、1字1円にも満たないギャラでは書けないことは明白だった。

つまり、同じ轍を踏まないためには、まずは「新生welq編集長」は、日本経済新聞や読売新聞、ヤフーニュースなどからヘッドハンティングする必要があろう。

新生welq編集長の年収は1500万円ぐらいあってもいいだろう。

さらに大学医学部提携班のリーダーは、製薬メーカーや医療機器の営業担当が適任だろう。彼らは全国を走り回らせても使い減りしない体力と忍耐力を持つ。

社名をかけて巨大プロジェクトになることを期待したい。





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# by cwhihyou | 2016-12-02 11:29
クラウドワークスを使ってライターの仕事をやっています

by cwhihyou