WELQ批判は大体出そろった気がする。

守安社長の記者会見も、十分な内容だと思う。

赤裸々に語ったと感じた。

なのでこのタイミングで、WELQの功罪の「功」を考えてみたい。

なにしろ、1年足らずで医療情報サイトのトップに立ったのだ。

このやり方を完全に捨ててしまうのは、日本ビジネス界の損失になるような気がする。

医療情報インフラの整備は絶対に必要で、しかもそれには多額の費用がかかることが確実で、しかし日本政府にはそんな予算を捻出できない。

となるとやはりその担い手は企業しかないわけで、そのためにはビジネス化をしなければならない。

WELQの「功」は、素人の作文書きを、いっぱしのライター風に育て上げたことだ。

恐ろしいくらいの短期間で、そして恐ろしいくらいのコスト安で。

加えて、DeNAには恐ろしいくらいの莫大な利益をもたらしている。

(執筆中、一時離席)







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# by cwhihyou | 2016-12-09 13:15 | Comments(0)

日経ビジネスがDeNAの守安功社長の単独インタビューに成功し、2016年12月8日に公開した。

内容は「低姿勢」の一語で、私は「これで十分」と感じている。

インタビュー記事の中から、私が重要だと感じたところを引用する。

●WELQの医療記事については後付けで監修しようということで、すでに動いていました。今夏には「監修はやるべきだよね」と現場に言っており、「はい、やります」というやり取りがあったのですが、大号令というわけではありません。なかなか監修を引き受けてくださる方が見つからなかったのか、現場が動くことができていなかったのか、わかりませんが、結果として実行に移すことができていませんでした。

●記事制作のマニュアルです。これは、恥ずかしながら、バズフィードさんの記事で初めて知りました。「あっ」と思いました。細かい表現は別として、そこには著作権は守って、コピーはダメですよと書いてあります。ただ、こういうふうにやれば大丈夫ですよ、とすり抜け方を教えているようにも取られかねない文言もありました。

●キュレーションとは、インターネット上のいろんなコンテンツをテーマに沿って寄せ集めることで価値が上がっていくもの。

●最初に「好きな人は書くんです」とキュレーションメディアの説明を受けました。ブログを書いている人は無料で書いている。クックパッドでも無料で書いている。そこに少しお金を支払うことで、もっと書いてくれるようになると。なので、安いことについては問題がないと思っていたんですね。ただ、結果としてこうなってしまいました。好きなことに対して若干のインセンティブがもらえる、という手法であれば、いい方向に向かうのかもしれません。「YouTube」などでも成立しています。一方で、単なる仕事として発注し、量産しようとすると、こういうふうになってしまうのかもしれない。ビジネスとして成り立つのかどうか。

●僕はSEOが好きなんです。SEO自体、悪いものだとは思っていません。ただ、効果的なSEOを重視したことで、ユーザーに向いて記事を作ることとのバランスを間違えた。グーグルが喜ぶ部分への比重を高めすぎた。

●きちんと監修されたコンテンツであれば、SEOをしていても問題はなかったと思います。監修やエビデンス(証拠)がない記事をSEOしていたことが問題だったという認識です。

●我々はゲーム事業の業績が下がる中で、無料通話アプリの「Comm」をやったり、音楽配信アプリの「Groovy」をやったり、けっこうなコストをかけて新規事業に挑戦しましたが、ことごとく失敗しました。この数年間はうまくできていない。グレーから白にしていかなければいけないと思う一方で、成長も維持しなければならないという思いがありました。

●それは、プレッシャーはあります。これだけゲーム事業が下がっている中で焦りやプレッシャーがないと言えば嘘になります。その中でバランスを失い、やり方が間違っていたことがあったのかもしれません。

●責任の所在は誰にあるのか、しいて一人挙げろと言われたら、それは社長である私です。

●DeNA全体が、モラルのない企業風土だと書かれています。それは、本当に社員にも提携先にも申し訳がないと思っています。

●経営者である私自身に何かしらの問題があるのかもしれません。ちょっと数字によりすぎているのかもしれない。

●本気で変わります。







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みないでね
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# by cwhihyou | 2016-12-08 11:05 | Comments(1)

DeNA社長の記者会見を見た。

とても悲惨だと思った。

私はクラウドワークスに、同じ轍を踏んでほしくないと思っている。

しかしフリーランスたちの書き込みを読むと、マグマがどんどん増え続けているように思う。

噴火させてしまったときのコストより、噴火予防策の方が安く済むと思う。

しかも、噴火後の後処理より、噴火予防策の方が人々のハッピーが増える。

クラウドワークスには、クラウドワークスとクライアントとフリーランスのwin-win-winな関係を構築してもらいたい。

クラウドワークスがいま行っていることは、「放置」である。

放置はネットビジネスの特徴でもあるが、儲ければ儲けるほど、放置の代償は大きくなる。

私は、新クラウドワークスへの提案をたくさん持っている。





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# by cwhihyou | 2016-12-07 18:30 | Comments(0)

国際石油開発帝石という会社の株を、2016年11月2日に952円で100株買いました。

ですので、このときの購入金額は95,200円です。

本日2016年12月7日の終値は1,189円でしたので、100株の価値は118,900円になります。

つまり、含み益は23,700円となります。

つまり、今日、すべての株を売却していれば、23,700円の利益が出て、ここから税金が20%引かれるので、18,960円の小遣いが生まれていたことになります。

もちろん、元手の95,200円は無傷で戻ってきます。

国際石油開発帝石は、石油を商売にしているので、原油価格が上がれば儲かり、下がれば損をします。

つまり、原油価格が上がれば株価が上がり、原油が下がれば株価も下がります。

これはとても単純な仕組みに感じました。

もし私のこの推論が正しければ、いわゆる「難しい読み」など必要ありません。

つまり、簡単に儲けることができる、ということです。

それで早速、この推論が正しいのかどうかの検証に取り掛かりました。

株価の推移を調べました。

グーグルで「yahoo、株価、国際石油開発帝石」で検索すると、過去20年以上の株価が分かります。

それによると2014年4月に1488円だった株価が、私がこの会社に関心を持った2016年10月下旬には900円台後半にまで落ちていたのです。

30%近い値下がりです。暴落といってもいいでしょう。

この2014年4月~2016年10月の間に起きた石油関連ニュースといえば、そうです、アメリカのシェールオイル革命です。

アメリカが大油田を掘り当てたので、原油価格が下落しました。

オペックが原産すれば原油価格は持ち直すものに、オペックは逆に増産しました。

それはオペックが、原油価格をどんどん下げれば、先にギブアップするのはアメリカの方だ、と考えたからです。

オペックは、シェールが頓挫してから、つまりアメリカの石油業界を壊滅的状況に追い込んでから、減産して原油価格を釣り上げればいいわけです。

だから原油価格は下がり続け、だから国際石油開発帝石の株価が急降下したのです。

この検証により、私の推論が正しいことが証明されました。

次の問題は、買うタイミングです。

そんなときです。ロシアの経済危機のニュースを聞きました。

ロシアも産油国ですから、ロシア経済が悪化すると石油の生産量も落ち、市場に出回る原油が減るわけです。

そうなると原油価格が上昇するかもしれません。

そのニュースを聞いたのが、2016年10月27日で、この日の株価は989円でした。

私はこの日、証券会社に「952円になったら100株買うように」という指値注文を出し、その時を待ちました。

そして11月2日の952円100株購入のチャンスがやってきたのでした。

しかしなんと、2日後の11月4日には、934円にまで下落しました。

たった2日で1,800円の損です。

正直「甘かった」と思いました。

「俺ごときが石油相場を読み切れるはずがないんだ」とも思いました。









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# by cwhihyou | 2016-12-07 17:40 | Comments(0)

DeNA社長、守安功氏が、記者会見に応じた。

責任があることを明確にした。

高く評価したい。

「遅い」と言うのは簡単である。

これで幕引きでいいと思う。

「【生中継】WELQなど全10サイトを非公開に DeNAが午後3時半から会見(the PAGE、2016.12.07 10:40)」





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# by cwhihyou | 2016-12-07 16:19 | Comments(0)
クラウドワークスを使ってライターの仕事をやっています