写経、日経記事2017.8.4

ではきょうもいきますかね

(moreに)
.
.
.




激動の車業界 トヨタ、EV化推進へマツダに出資
トヨタ自動車が提携戦略を加速している。昨年のダイハツ工業の完全子会社化に続き、マツダとも株式を持ち合う。背景にあるのは米グーグルなど車の産業構造を一変させる技術革新を仕掛ける異業種の参入と、環境規制などルールの変更だ。「規模」の争いに加え、競争の「質」の変化にも対応しなければならない焦りがトヨタを突き動かしている。
「大きな転換期で、守りだけでなく攻めも必要。M&A(合併・買収)も含め、あらゆる選択肢を考える」。豊田章男社長は6月に愛知県豊田市での株主総会でこう強調した。トヨタ社内では「(社長は)資本政策などめったに発言しない。衝撃が走った」(グループ会社首脳)。念頭にはこの2~3年での自動車業界の激変がある。
独フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル不正をきっかけにした電気自動車(EV)へのシフト。中国やインド、フランス、英国など各国が相次いでエンジン車の規制を表明した。ハイブリッド車をエコカーの主軸に据えていたトヨタにとって逆風が吹いた。
米テスラはEVの追い風に乗り、時価総額で米ゼネラル・モーターズ(GM)など大手を上回った。グーグルも人工知能を駆使した自動運転の分野で先行する。車の進化だけでなく、米ウーバーテクノロジーズなどの出現でカーシェアリングが普及。「所有」から「利用」への動きが世界規模で加速する。
VWやGMは車の出来栄えを競う製造業としての自動車会社から転換し、「移動サービス」を提供する戦略を強めている。欧米勢は顧客・走行データを収集、分析するのにたけた新興のIT(情報技術)企業に接近。トヨタも同業同士の緩やかな提携で規模を拡大するだけでは競争力の維持が難しくなってきている。
このため、トヨタはマツダとの連携を強化し、マツダが得意とするディーゼルを含めた従来型のエンジン開発で協力する。先に完全子会社化したダイハツはグループの新興国向け小型車部門を担当させた。グループの各社の役割分担を明確化し、重複するトヨタの人員や資金をEVや自動運転などの先端技術にあてて、グーグルなどに対抗する考えだ。
逆に世界的なEVシフトで不利な立場になったマツダは足りない電動化技術をトヨタと補完する。マツダはメキシコや中国以外に主だった生産拠点を持たない。国内市場が縮小する中で、新興国などへ進出する投資負担を軽減するためにも、トヨタのグローバルな生産・販売網に乗ることは大きな強みとなる。
トヨタの創業から今年で80年。単純に「量」を追うだけの競争に明け暮れるだけでは、リーダ企業であり続けることは難しい。マツダのデザイン力なども取り入れながら、車に対するユーザーの変化も視野に入れたグループ戦略を描けるかどうか。「自動車産業の100年来の変革期」(豊田社長)にどう向き合うか、トヨタは改めて問われている。
.
.
.

[PR]
by cwhihyou | 2017-08-04 13:03 | Comments(0)
クラウドワークスを使ってライターの仕事をやっています