(加筆済み)なんちゃってライターたちのだらしなさ【クラウドワークス批評】

クラウドワークスの掲示板に、こんな書き込みがあった。

mamikky1217 2017年06月18日 21:40

クライアントさんが高クオリティな記事が欲しいのは分かるけれど、それにしては説明が不足気味だったり、単価が安いと思っちゃいます。

皆さん、継続で執筆している記事がある場合、参考書など購入していますか?

この文章は、乞食ライターの思考回路を極めて精緻に言い表している。

つまり、「私はカネをもらえばかなり良い文章が書けますよ」と言っている。

(解説はmoreに)
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クラウドワークスのライティング案件では、1字0.5円の仕事が珍しくない、

400字、つまり原稿用紙1枚分に相当するのだが、それで200円にしかならない。

かつてのライターたちは、原稿用紙1枚5000円での売文を目指していた。

その時代と比較すると、クラウドワークスのライティングのギャランティは文字通り「桁違い」に悪い。

この投稿者m氏は、クライアントから文章の質が低いと指摘された模様だ。

しかし「私には、そんな高度なことはできません」とはm氏は嘆かない。

「なんで私が、そこまでのことを、あなたにしてあげなきゃなんないの」と怒っているのである。

工場や工事現場にいる底辺労働者も、大体似たようなことを言う。

いや、小学生でも言う。「それ、僕がやんなきゃなんないのぉ」と。

このような変な発言を生んでいるのは、プライドである。

そして欲望である。

「私はもっと厚遇されてしかるべき人間です。もっとカネを寄越せばやりますよ」と。

私がm氏の文章に魅かれたのは、参考書云々という後半部分である。

そこには「気遅れ」が如実に現れている。

m氏はこう考えている、つまり、
「この安いギャラは、新人のクラウドワークス乞食ライターなら我慢しなきゃならない水準なのか。
ここを乗り越えれば、憧れの1字1円や、夢の1字2円に届くのかしら。
そのためには、赤字になっても本屋で参考書を買い、ネットにない情報をのせて文章をつくらないとならないのか。
その努力することはやぶさかでないが、その努力は報われるのだろうか」
と。

私はこの思考を、図々しいとは思わない。

ただ、当然だとも思わない。

ただただ、正直な文章だ、赤裸々な文章だ、と感じるだけである。

そして、こういう本当の本音をビジネスシーンで臆面もなく言えるのは、とても羨ましいと思うのである。
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by cwhihyou | 2017-06-19 12:27 | Comments(0)
クラウドワークスを使ってライターの仕事をやっています