【俺の資本論】人口減少は自然淘汰の前兆ではないのか

日本の人口減少が止まらない。

子供をつくる余裕がないからという理由だけでなく、そもそもセックスにすら興味がない人も増えている。

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セックスから得られる快楽は、明らかに神の誘導だ。

「つらいことしかない人生を、人間どもに未来永劫、継続させるためには、セックスという快楽によるモチベーションが必要」
神たちの合議でそう決まったのだろう。

そもそも生き物とは、DNAの保管庫でしかない。

生きる意味、子孫をつくる意味は、DNAを残すことでしかない。

生活の中の喜びも、子や孫をかわいがる快楽ですら、人生の副産物でしかないのだ。

ある国で資本主義による運営が成功すると、必ず、人口が減ったり、人口の増加率が鈍化したりする。

一方で、発展途上国では、必ず、人口が爆発する。

セックスの快楽に負ける発展途上国の人と、快楽にだまされない先進国の人、といえないか。

さらに、生活に余裕ができたり、知的水準が上がったりすると、「人生はDNAを次の世代に渡すまでの暇つぶしにすぎない」ということを知る人が増える、と類推できる。

資本主義は、人類が開発した政治経済制度の中で最も有能とされるが、本当だろうか。

子孫を残したくないと考える人を増やす装置、それが資本主義の正体ではないのか。

人の細胞の中で唯一、人が死ぬまで増え続ける細胞がある。

それは癌細胞である。

癌細胞以外の正常細胞のライフスケジュールには「予定死」が組み込まれている。

例えば人の骨は、死ぬ細胞より生まれてくる細胞の方が多ければ成長するし、死ぬ細胞の方が多くなれば骨粗鬆症になる。

人間をひとつの細胞として考えて、「人に予定死が組み込まれている」とすると、先進国で人口が減るのは理にかなっている。

賢くなるほど滅亡に近づくのであれば、賢くなることは馬鹿げている。

ただ、一度でも賢くなった気分を味わうと、もう二度と馬鹿に戻りたくない。

人のDNAは、資本主義によってゆるゆるにふやかされ、予定死の機能を強化させていく。

原子力爆弾だけでなく、原子力発電をつくりたいと思わせるのがDNAの仕業だとしたら、チェルノブイリが起きてもフクシマが起きても、人は原発を放棄しないわけである。

石油を燃やして住む場所が海に沈んでも石油を掘り続けるのがDNAの仕業だとしたら。

私はずっと、自然淘汰というものは、自然の掟に逆らえない宿命のようなもの、と感じていた。

でも、そうじゃないのかもしれない。

DNAの中の予定死のスイッチをONにしてしまうと、自然淘汰に向かって進み始める――というイメージの方が正しいのではないか。

それがきょうの発見である。
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by cwhihyou | 2017-05-15 19:49 | Comments(0)
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