では教えましょう

まずは、コンビニにいって、日経新聞と朝日新聞を1部ずつ購入する。
.
そこに書いてあることを書き写すだけである。
.
もちろん手書きの方が効果があるが、それだとストレスが大きくなるので、ワードに打ち込むことをおすすめする。
.
ただひたすら、記事を書き写すだけである。
.
見出しも写した方がよい。
.
新聞の見出しというのは実はものすごく優れた日本語で、有名大学を出た優秀な見出し屋が複数人集まって30字足らずの見出しを作るのである。
.
さて、実際に記事を書き写すときは、「重要なことは前の方に書いてある」ということを意識することが必要である。
.
つまり、新聞記事は「AはBを殺した」「AはバールのようなものでBを殺した」「そのバールのようなものは倉庫の裏にあったもの」という順番になっている。
.
そのため、新聞記事では「繰り返しの文字」が並ぶ。
.
長い記事になると、冒頭に書いたことを読者が忘れている可能性があるので、そこに配慮して繰り返すのである。
.
一見非効率のように見えるが、「繰り返し」のコストより、重要なことを先出しすることの方が重要なので、仕方がない。
.
新聞の記事を「教科書」にするメリットは、簡潔に重要なことのみを書く訓練になるだけではない。
.
私情を挟まない文章作りは意外に難しい、ということが学べる。
.
人が他人の文章を「下手だな」と感じるのは、「何を言っているのか分からない」と感じるのとほぼ同時である。
.
私情は伝わりにくいという性質があるので、私情を除去した文章を書くと、「上手だな」と思ってもらいやすい。
.
このように説明すると「私情こそ私が書きたいこと」と反発する人も出てくると思うが、そう思った方はこれ以降読み進めても意味がない。
.
私情を書くことはできるが、私情をきちんと伝えるには、まずは私情を挟まない文章作りの練習が欠かせないからだ。
.
さて、新聞の記事には私情がない。
.
実は私情は含まれているのだが、新聞の記事では必ず「私情は挟んでいない」という体裁を繕わないとならない。
.
そこで記事の執筆者たる記者が何をしているかというと、自分の私情を代弁してくれる有識者を探し、「有識者はこう述べている」と書くのである。
.
これの細工が施されていることが、新聞記事が読みやすい理由になっているし、その細工をサボっているから素人の文章は読みにくいのである。
.
新聞を書き写し続けると、その細工の仕方を学ぶことができる。
.
.
.
続きは別の機会に
.
.
.
.
.
.



[PR]
by cwhihyou | 2001-02-05 16:52 | Comments(0)
クラウドワークスを使ってライターの仕事をやっています